国語の授業2回につき1回、作文の宿題が出ます。
学校の宿題で日記や感想文を書くことが少ないので、息子としては少し重めの家庭学習です。そう思われるご家庭も多いのではないでしょうか?
今回は、わが家のこの宿題との向き合い方をお伝えします!
てんさく教室とは?
2週に1度の国語の授業の、さらに2回に1回、=平均すると月1回出る、作文の宿題です。
毎回出されるテーマに沿って、270マス(15マス×18行)の作文用紙に書きます。
どんなテーマが出る?
- 大切にしている(していた)遊び道具について
- 大好きな歌、思い出のある歌について
- 夏に、楽しく過ごした時のことについて など
声かけとお手伝い
息子が書いてみたいことを考えるのですが、本人は基本やりたくないので、ちょっとヒントを出したりして、とっかかりを作ります。
「今好きな遊びなんだっけ?」「学校で流行っていた遊び何かある?」
私の中では、いくつか具体的なものが浮かんでいて、そこに誘導する問いかけになることが多いのですが、違う方向のものが出てくることも多々あるので、おもしろいです。
いくつか出たあと、2つくらいに絞り、メモ紙に箇条書きで大まかな内容を書きます。
このあたりでつまづくと進みが遅くなるので、アイデア出しの手伝いはとても大切です。なるべく手伝わずに今の実力で書くことが良いと思っていますが、ここはしっかりと向き合い、息子の頭の中の引き出しを開ける練習だと思って一緒に取り組みます。
構成案
書くことが決まったら、会話しながら息子主導で構成を考えます。
この部分を再び書き出す方法も試しましたが、時間がかかるので、2学期頃からは書き出すのはやめました。
ポイントチェック
用紙の裏側に書いてあるチェック項目です。先生が○や◎で評価してくださいます。
- 言葉のつながりや文の終わりが正しく書けている。
- 句読点やかぎかっこが正しく使われている。
- 今まで習った漢字が正しく使われている。
- 正しくていねいな文字で書けている。
- ます目の使い方が正しくできている。
- 問題に合った作文が書けている。
本人に意識してもらうため、下書き前に一度この項目を読みます。
下書き
その後、提出する用紙をコピーしたものに下書きをします。
提出する用紙に書くと、消しゴムでグチャっとしてしまうので、この方法をとっています。
下書き用の用紙は、提出する用紙を一気にコピーしてストックしてあります。A4サイズだと2行足りないのですが、びっしりと書かなくてもいいのと、本番で文字が増えたりすることもあるので、「プラスであと2行書けるよ〜」と毎回軽く声がけしています。
半分書いた状態で一度音読して、直し。文字数などが変わるので半分での直しがポイント。
音読と直し
続きを書いて音読。このタイミングで私も読んで、声かけをします。
同じ言葉を何度も使うことがある(大好きな理由は、心の残っているのは、など)のでその部分と、漢字の間違いを指摘して、直します。
段落や読点句読点については、先生の丸つけで直してもらう方が印象に残り次回意識して書けるので、細かい直しはしません。
再び音読をして、下書きは終了。
清書
清書は別日に、家庭学習の最初に行うことが多いです。落ち着いた気持ちで取り組む。
下書き終了後、勢いで清書まで終えることも時々ありました。本人に任せています。
漢字の間違いがないか確認しながら音読して、清書終了。
まとめ
1年間、意識しながら一緒に取り組み、一定のレベルまで達したと思います。しかしここから、もっと発展していくために、私も調べたり学んでいく時間が大切だと感じています。良い書籍があったら、お知らせしますね。