オットの実家も、ワタシの実家も、モノがたくさんあります。
わが家にもモノがたくさんあります。オットもワタシもモノ捨てるのが苦手です。
片付け本は色々読みますが、断捨離の本は見つけると手に取り、先日やましたひでこ監修のムック本『シニアの断捨離 ®︎ 決定版』を購入しました。
本を読んで、ギボとハハに手紙を書きたいと思った理由、手紙の内容を、お伝えします。
「シニアの断捨離®︎ 決定版」は、こんなムック本
断捨離を簡単に説明し、年齢とともにモノへの向き合い方が変わっていくこと、するべき理由、などを手短に解説。次の項からの「シニア世代のモノの残し方、選び方」がとてもわかりやすく、少しやってみようかなという気持ちにさせられます。
手紙を書こうと思った理由
棚や収納の中に収まっているなら、どれだけモノがあっても、本人や家族が納得していればいい、と思います。しかし、チチかハハが1人になったときに、そこにあるモノが多ければ多いほど、気持ちもお金もつらい時間が増えるのではないかとワタシは考えてしまうのです。大切な写真と、大切な思いがある話を聞いた数点のモノ。それくらいがちょうどいい。
この本を読んで、なにかのきっかけになるかもしれない。ただ、買って渡すだけでは思いが伝わらないので、手紙を添えることにしました。
手紙の内容
(ギボ)様 (ハハ)様
こんにちは。「シニアの断捨離®︎ 決定版」という本を送ります。贈ります。
断捨離という言葉を耳にすると、
・なんでも捨てなきゃいけない
・捨てる作業は面倒
・家には使えるモノだけしかない
と思うことが多いかもしれません。
私は家の中に無駄なモノが無い方がいいと思いつつ、なかなか捨てられずにいる性格です。時々、片付けの本を読んで、刺激を受けて、捨てる、このくらいの片付け方です。
そんな中で、色々な片付け本を読み、何冊かの断捨離本も読みました。今回の読んだ「シニアの断捨離」は、身近な項目が多く、もし1つでもピンときて取り入れることができたら、少し気持ちがスッキリするかなぁと思い、2人に読んでもらいたいと贈ることにしました。ただ、本を送付して「読んでね〜」では伝わらないと思い、手紙も添えることにしました。
本に登場する、やましたひでこさんの家も、後半のインタビューを受けている方の家も、すっきりしすぎていて現実味が無いので、この辺りは読まなくてもいいかなぁと思っています。途中で出てくるワークブックも読まなくていいと思います。
1番最初に読んでもらいたいのが、93ページの左側「父親一人暮らしの実家の断捨離」です。何かの番組でこの取材の模様を見ていてとても記憶に残っています。この本を読んでその番組を思い出し、今このタイミングで2人にも知ってもらいたいと思いました。ここには「寂しさからモノを増やす」とありますが、番組では「妻がなぜこれを残しておいたかを考えると捨てられない」という表現もありました。
さて、話が少し重くなりましたが、身体が楽に動くうちに、
①自分のモノ
②自分が管理している家族のモノ (衣類や台所周りのモノ)
③子どものモノ
を整理してみませんか?というご提案です。
③については、仕分けをしていただき、それぞれの子どもへ渡してください。わが家の分も取りに行きます。孫にあげようと残しておいたモノは、孫が取りに行きます。その時は、そのモノへの思いもお伝えください。
わが家は、雑誌・CD・写真・服・食器など、2人のモノが大量にありますが、子どもに残しても子どもが困るモノは捨てていこうと夫婦で話をしていて、減らしていっています。
長くなりました。この手紙と本を読んだ感想などは聞きません。本を読んで片付けようかなと思ってもらえたら嬉しいですが、そこまでお願いする気持ちもありません。「今この本を読んでもらいたい」「伝えておけばよかったと後々後悔したくない」という私の自己満足からの行動なので、受け取ってもらえたら幸いです。夫婦で話をして家全体を片付ける、というのはなかなか難しいと思うので、今回の話は女だけの内緒話で。笑
押し付け?
そう。娘のただの押し付け、かもしれません。
あの時伝えていれば… と後悔したくない、という一方的な思いもあります。
すごく悩みましたが、これから先の親子関係はもっとやり取りが増える、意思疎通が必要になる。このくらいのことを伝えられなければ、なにも進んでいかない。
なので、これは練習。そう思って一歩踏み出してみました。
まとめ
これをきっかけに、ワタシもモノとの向き合い方を見つめ直し、もし本の内容について話すことがあったら「うちも引き続きやってるよー」と言えるように、片付けを進めたいと思います。