ブログにきていただき、ありがとうございます。
サピックスでは、2月から新学年の授業が始まります。
そのため 1月上旬に組分けテストがあります。
新学年から入室(入塾)される方もいらっしゃると思いますので、
テストの内容を振り返りつつ、詳細をわかりやすくお伝えしていきます。
「新学年入室・組分けテスト」について
「新学年 入室・組分けテスト」は、新学年でのコース(クラス)が決まるテストです。
試験範囲はありません。
入室希望者も、こちらのテストを受けます。詳しくはサピックス小学部のHPをご覧ください。
テストの週間後に配布される「個人成績表」には、得点、偏差値、順位、平均点、男女別順位、の記載があります。
「個人成績表」とともに「コース分け基準のお知らせ」が配布され、各コースの基準点が記されています。
この表と「個人成績表」を見ることで、新コースがわかります。校舎や曜日によって人数や基準点が変わるため、2科目合計90点という場合でも同じ校舎の○曜日ではBコース、○曜日ではAコースとなることがあります。
こちらのテストはコース昇降に関わるため、2回以上連続で欠席した場合は、自動的に1コース降級となります。
新3年 入室・組分けテストの詳細とデータ
算数
【算数】詳細
①基本問題 40点(10問)
②小問集合 20点(5問)
③数 20点
④数と図形 20点
配点 100点
制限時間 30分
ページ数 6ページ
①の基本問題
・たし算、引き算、掛け算、混合算、筆算穴埋め
・cm・dL・時間の計算
②の小問集合
・並び順、文章から計算式を考える問題
・つみ木問題
・かけ算九九表の一部=9マスのうち一つだけ数字がわかっていて、中心の数は何かを答える問題
③と④は、ルールを読み、解く問題が2種類。④は正答率が60%〜25%前後で、1%という問題もありました。
サピックスの問題集「きらめき算数脳」や「きらめき思考力パズル」で似た問題を解いていたり、似たルールの問題に触れたことがあるとないとでは、問題を見た時に受ける印象が違うようです(息子談)。宿題が少ないうちに、色々な種類の問題に挑戦しておくと、新しいタイプの問題も構えずに解けますね。息子は、両方の問題集に取り組んでいます。
【算数】おすすめ問題集
サピックスブック「きらめき算数脳」シリーズ
- 最高レベルの思考力問題をセレクト!
読解力・論理的思考力・問題解決力が身につきます。 - 算数のイメージを一新!
初めて見る問題だから「算数脳」がフル回転。「考えることの楽しさ」をトコトン味わうことができます。 - 楽しく取り組める工夫が満載!
子どもたちをヤル気にさせるSAPIXマジックがこの一冊に凝縮。 (問題集裏表紙引用)
オールカラーで、サイズも大きく、最初の説明も丁寧なので、取り組みやすいです。星の数で難しさを表していますが、得意な問題・苦手な問題があるため「1つなのに難しい!」「3つなのに簡単だったー!」と感想を言っていました。サピックス独特の言い回しやちょっとしたコツに馴染ませるためには、最適のテキストだと思います。
サピックスブック「きらめき思考力パズル」シリーズ
ねばり強く解くうちに、算数センスがぐんぐん身につく!(問題集表紙引用)
- 数センス
・入門編(1~3年生/2~4年生)・特訓編(1~3年生/2~4年生) - 図形センス
・入門編(1~3年生/2~4年生)・特訓編(1~3年生/2~4年生)
2タイプ×4編の8冊のシリーズ。得意を発見!もさることながら、苦手が一目瞭然!のため、何か1冊気になったものに取り組まれてみると良いと思います。
【算数】データ
受験者数 約2900人
平均点 59.3点
国語
【国語】詳細
①漢字の読み書き 30点(10問)
②くりかえしのことば 15点(5問)
③物語文の読みとり 55点
配点 100点
制限時間 30分
ページ数 6ページ
①の漢字の読み書きは、「木魚」の読みの正答率が約50%、等。このあたりの問題をしっかりとっていかないといけませんね。
②のくりかえしのことばは、繰り返すことばを一覧から選択する問題。どきどき、おろおろ、等。
③一行19文字×179行。「 」や改行があるため、計算で出る文字数よりはかなり少ないですが、量は多いと思います。記述問題2問。抜き出し問題3問。正しいものやふさわしいものをアイウエオから選択する問題は、文字数が多く似ている表現が出てくるので、お話の理解度が重要になってきます。
【国語】おすすめ学習辞典
サピックスメソッド「SAPIX×漢 サピ漢」
- 小学漢字1006字を学年別に収録
- 読み書きの基本や用例をしっかり習得
- 漢字の意味や成り立ちを楽しみながら学べる
- 中学入試で狙われるポイントを整理
幼稚園年長時に購入し、漢字についてわからない時は調べる、という習慣をつけていました。全ての漢字にふりがながついているので、安心して使えます。小学校に入学後は、宿題時にも大活躍です。学年ごとに分かれているので調べやすく、漢字辞典よりも開きやすいので使い勝手が良さそうです。
【国語】データ
受験者数 約2900人
平均点 55.3点
2科目
【2科目計】データ
受験者数 約2900人
平均点 110点
まとめ
1年前。1年生から2年生へ進級に向けて受けた、
「新学年入室・組分けテスト新2年生(1年生1月実施)」の受験者数は約1800人でした。
今回約1100人増加。息子の校舎では、クラス数も倍近く増えています。
3年生の1年間、「基礎の定着」と「楽しみながら取り組める仕組み構築」を念頭に、家庭学習を進めていきたいと思います。
(2023年1月実施の内容です)